InfiniTV03
数学的な理解に「指」が重要New!!
こどもが指を使って数を数えていることを幼稚なことであると印象づけたり、やめるよう促すことが教育の現場で起こっているようですが、実は、幼いこどものうちに指に対応する脳領域を発達させることが重要だという研究が進んでいます。 […]
読解の強化書
私たちインフィニットマインドのオウンドメディア「読解の強化書ー2023年度小学生版ー」を公開しました。 オウンドメディア(Owned Media)とは、自社で保有するメディアのことです。「こどもの語彙力・読解力」を中心に […]
考えるためのツール
こどもたちの学校での学びは、文部科学省が定める学習指導要領に沿って進められています。この学習指導要領の目指す姿は明文化されています。 新しい学習指導要領等が目指す姿 こちらには「これからの時代に求められる人間の在り方」と […]
読書活動の推進
「読書は良い」ことの裏付けは、脳神経科学の観点からも明らかになってきました。 読書をたくさんしているこども達ほど神経線維ネットワークの結束力が強く、3年後の神経回路の発達度合いも大きくなることが分かっています。すなわち、 […]
読書の価値を「読書通帳」で
※「読書通帳」は株式会社内田洋行の登録商標です※ 図書館などに設置されている「読書通帳」は、文字通りこどもが持つ通帳です。この通帳には、貸出履歴に本のタイトルや日付、借りた本の金額までが印字されるようです。 こどもの財産 […]
大人も語彙力
日々、頂戴するメールへ返信をする際に、私は「無意識に」ある一定の表現を選んでいます。それは、私なりに相手に失礼のないように使ってきた表現であるがゆえ変える必要がないと「無意識に」判断して、いわば指先が「ほぼ無意識に」その […]
主体的な学びを促す「ポートフォリオ」
学習や活動の振り返りをすることで、主体的な学びを促すことを目指す手段として「ポートフォリオ」による教育が注目されています。中学生や高校生が個人の活動や経験を記録して活用する取り組みです。 ポートフォリオには、部活動、委員 […]
好奇心で活性化
私たちが幸せを感じるときに脳内ではドーパミンと呼ばれる物質が分泌されます。分泌される一例として、何かに興味を持ったり、新しいものを知りたいと思った時が挙げられます。 このドーパミンは、ワーキングメモリーや海馬(かいば:記 […]
料理で脳を活性化
料理は五感すべてを使い、様々な情報を同時進行で処理しなければなりません。料理は脳の前頭前野を活性化させるのに最適であると言われています。 最適であると言われている理由のひとつに以下のエピソードがあります。 脳科学者のペン […]
想起のトレーニング
2010年に「ニューヨークタイムズ」紙に、ある科学研究の結果が紹介された。学生のグループがテキストの一節を読んだあと、どれだけ内容を思い出せるかテストを受けた。別のグループは、読んだあとテストを受けなかった。すると驚いた […]
集中学習と分散学習
テスト前に徹夜をして何とか乗り切った経験は誰しもが持っているでしょう。ここで乗り切った経験により「わたしは間に合わせることができる(はずだ)」とテスト前の一夜漬けが習慣化するケースがあるようです。 しかし、私たちは薄々そ […]
読解力のトラックマン
国別の野球世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック ( 英語: World Baseball Classic 、略称: WBC )がいよいよ始まります。 注目を集めているダルビッシュ投手は、練習において常にマシン […]
説明せよ
こちらは、東大の入試問題の一部です。「問い」に注目すると、「説明せよ」のオンパレードです。 日本国内で最難関の一つとされる東大は、この問題に正しく答えることができる人材を求めていると言えます。正解か不正解かは別として、こ […]
「朝」という学習環境
こどもの「学習環境」を「生活」と切り離して語ることは健全といえません。つまり「学習環境」というのは「自身の周辺」に限らず、「生活の一部」として考えることが重要です。 4月に新学年を迎えるにあたり、この時期は生活リズムを見 […]
語彙は使って身につける
医学者・解剖学者の養老孟司先生は、学習の基本を以下のように図示しています。私たちは、五感から情報を入力して、脳内で計算・処理した後、運動として出力するというサイクルです。運動というのは話す、書くということも含まれます。 […]
「入門集中」とは
先日、東京にある学研本社ビルにて青砥瑞人さんからお話を伺ってきました。今回は、その中から「集中力」に関するお話の一部を、青砥さんの著書『4 Focus脳が冴えわたる4つの集中』(KADOKAWA)で解説されている内容と合 […]
意味調べが深まるサイト
新しく言葉の意味や使い方を学ぶ際に辞書は欠かせません。 私たちが英語を学ぶ際は英和辞典、英英辞典を使って多くの文例に触れることで、その語への理解が深まります。こどもたちが日本語の「ことば」を学ぶ際も同様です。 「ことば」 […]
デンマークのサッカー協会の10か条
日本の部活の多くは子どもにとって安心できる環境にはなっていません。勝利至上主義と精神論による指導が多いのは、部活のみならず学習の場も同じではないでしょうか。 ここにデンマークのサッカー協会の10か条をご紹介します。①子ど […]
スマホ自体を遠ざける
仕事中はパソコンとのにらめっこが多いため、何かしらの作業をしながら、同時に画面には、メール、Chatwork、Teams、 Messenger、LINEなどの通知が次々に入ってきます。 これらを並行処理しながら仕事を進め […]
家庭で学習効果を高める「デュアルコーディング」
ご家庭で効果的な学習ができるようにする、「科学的エビデンスに基づく学習方法」をご紹介します。 今日ご紹介するのは「デュアルコーディング(二重符号化)」と呼ばれるものです。言葉自体は難しい表現ですが、ポイントは以下の通りで […]
好奇心と幸福感
こちらは、unicefの報告書「レポートカード16」にある、先進国の子どもの幸福度(2020年9月)に関するグラフです。 このような調査結果に触れるたびに、私たち大人の責任を感じてしまいます。 まず、脳科学の見地からは、 […]
生徒の答案との対話
生徒の答案を採点することから私たちは大きな学びを得られます。 私は講師として新人の頃は、大量の採点業務を担っていましたが、どの問題で間違いが多いのかなど「採点を通した研修」を受けていると認識していました。 答案から「私は […]
「あいさつ」と脳の発達
哲学者・教育者の(故)森信三氏は「しつけの三原則」として、 ・あいさつ…人より先に挨拶をすること・返事…呼ばれたら「はい」と返事をすること・履物そろえ…片づけをすること を提唱されました。 挨拶をすることは、他者との関り […]
睡眠と記憶
記憶については「エビングハウスの忘却曲線」が有名で、様々な学習塾などでも復習の重要性を示す資料として使われています。 これは「学習した内容を一気に忘れてしまう」というより、「いったん学習してから再び覚えなおすまでにかかる […]
立って勉強をすると脳が効率よく働く
「野比くん、廊下に立ってなさーい!」と先生に叱られて、のび太が廊下で立たされているシーンは私たちの脳裏に刻まれています。さすがにいまではこのようなシーンは教育の現場から消えたようですが、少し前までは普通に行われていました […]
算数の文章題が解けない子どもたち
参照:『算数文章題が解けない子どもたち』岩波書店 以下は、広島県で2020年に実施された小学生を対象とする算数文章題の問題です。 【列の並び順問題(順番)】子どもが14人、1れつにならんでいます。ことねさんの前に7人いま […]
助走に「音読」と「計算」を
川島隆太先生の研究をご紹介します。 小学生を対象にして、2分間の「音読」や「計算ドリル」の終了後に、提示した単語を2分間で何語記憶できるかをテストしました。 その結果、・計算後には平均9.8語・音読後には平均10.1語を […]
「知性」と読解力
人間が備えている知性を8つに分類したのは、ハーバード大学のガードナー教授です。知能・知性と聞くとIQ(知能指数)を思い浮かべる方が多いと思いますが、ガードナー教授はIQという1つの物差しだけでなく、知性・知能は「複数ある […]
不機嫌な人の「目的」
アドラー心理学の創始者であるアドラー氏は以下の言葉を残しています。 「この子が社会的なつながりを取れないこと、その結果、不機嫌であることが彼女に残された活動のほんの数少ない領域の一つだということを示しています。不機嫌であ […]
「心理的安全性」の確保
いま注目されている概念に「心理的安全性」があります。 これは、ハーバードビジネススクールでリーダーシップや組織論の研究をされているエイミー・C・エドモンドソン教授が提唱しました。 個々の能力を引き出すには「心理的安全」の […]
家庭学習の習慣化
家庭で学習に取り組むことが習慣化されている生徒の学力が高いであろうことは容易に想像ができます。学習する場所が家庭であれ自習室であれ、「学習に時間をかけている」生徒は学力が高いことが様々な調査結果から明らかになっています。 […]
読解の指導にデータの活用を
デジタル教材の普及に伴い「デジタルか紙か」をテーマにした議論がいたるところで行われています。子どもが学ぶ教材がデジタルであれ紙であれ、それぞれに強みと弱みがあります。特にデジタル教材については過去の事例が少ないため、懐疑 […]
まちがえて良い時間
子どもの学習において、制限時間内に正解を出すこと、そしてその正解数が多いことが学習の成果ひいては各種試験での合否に影響をします。 子どもは日ごろから正答率を高くするトレーニングを積んでいると言っても過言ではないでしょう。 […]