学習を支えるワーキングメモリ

ワーキングメモリは、数学や読解力等の学業成績と関連しています。(Bull & Scerif, 2001; Neveo & Brezniz, 2011など)
APA PsycNet

情報を一時的に記憶して処理するというワーキングメモリの機能は、学習において欠かせません。そして、この能力が低いとこどもの学業成績が低下するリスクがあると言われています。

こどもの学習において「ワーキングメモリの特性」を知ることは、こどもとの関わりにおいて大切な情報となります。学習につまずきがあってもなくても、こども一人ひとり異なる学びの個性である「ワーキングメモリの特性」を知ることが、こどもの学習を支えるひとつになるでしょう。

東京都教育委員会が「読み書きに障害のある児童・生徒の指導の充実について」と題して情報を公開しており、ワーキングメモリについても記載されています。

このように、「ワーキングメモリ」の理解が広がり、さらにはこどもの「ワーキングメモリの特性」への理解が広がることは、多くのこどもたちの学習を支えることにつながると私たちは信じています。

<参考記事>一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会公開のnote