「天気痛」「気象病」にご注意を

私は「ウェザーニュース」で天気や気温などを確認することが日常生活の一部となっています。以前から掲載されていたのかもしれませんが、先日、ふとこちらの「天気痛情報」が目に留まりました。


調べを進めると「天気痛情報」「気象病」は大人だけではなく、こどもにおいても注意すべき情報であることだと思い、本日のコラム更新へと至っています。

「天気痛」「気象病」は、医学用語でも正確な診断名でもありません。天気の急激な変化によって引き起こされる体調不良全般を指します。「気圧の変化」に体が反応して、体の様々な部位の痛み、眠気、倦怠感、めまい等の症状が出ます。こどもは、頭痛や眠気により学校生活に支障がでたり、喘息が出るという症状がみられるようです。

こどもが無気力に見える時の注意点として、これまで私たちは「睡眠不足」の可能性があると発信してきました。これに加えて大人が「天気痛」の情報を持っておくことも大切なことです。対応方法や特効薬はあまりないと言われていますので、ご自身や周囲、こどもへの気遣いとして持っておくと良い情報でしょう。

「ウェザーニュース」には「梅雨の天気痛チェックシート」がありますので、皆様ご自身の健康チェックとして試してみてください。わたしたち大人も「天気痛」「気象病」の影響を少なからず受けていると思います。これらは自律神経の乱れによるものですので、こまめにチェックしてお仕事などを含む日常生活で無理を重ねないよう調整を図り、暑さや台風の季節を乗り切りたいものです。