分散型の練習

『教育効果を可視化する学習科学(ジョン・ハッティ、グレゴリー・イエーツ著)』によると、

数日から数週間をかけて短く切って学習することは、ある程度の時間をかけて一度に学習するより効果が高く、
この分散型の練習は、新しい手続き的なスキルを獲得するときに特に効果がある、と書かれています。

例として、車の運転を学ぶ時に、2時間連続で一度にやるよりも、一週間以上の間を空けて各20分間を6回以上に分けて練習をする方が効果が出やすく、
人が学ぶのは最適の状態で15分から30分を一区切りにすれば、費用対効果が高いとされています。

私たちの多くは、注意力散漫が一定のレベルになるまで、およそ15分から20分の間は注意力や集中力が保てるとされていますので、
分散型の練習の効果を上げるうえでも、指導にあたる者は工夫が必要であると考えます。

前の記事

学力に影響を与える家庭要因

次の記事

「意味調べ」の意味