「非認知能力」とは、粘り強く取り組む力や、内発的に物事に取り組もうとする意欲など、
子どもの将来や人生を豊かにする一連の能力のことで、「心のOS(オペレーティングシステム)」とも言われています。

(詳しくはコチラにわかりやすくまとめられています)

一方、「認知能力」とは、IQや学力テスト、偏差値などのように点数や指標などで明確に認知できるものです。

子どもがより良い人生を歩むうえで、これまで重視されてきたIQや学力などの「認知能力」よりも、
「非認知能力」の影響力がより大きいことが明らかになりつつあります。

子どもの幸せを願う私たち大人にとって、最重要キーワードと言えるでしょう。

ポール・タフ著の「私たちは子どもに何ができるのか」には以下のように書かれている箇所があります。
・「非認知能力」は教えて身につくものではなく、子どもを取り巻く環境の産物である
・その環境による影響のなかで子どもの発達を最も左右するのはストレスなのだ

子どものストレスを過度に意識して、優しくすることではなく、
子どもが熱中していること、楽しんでいることを大切にすることが、私たちにできる第一歩である、と考えます。