音読

259.読めているのに理解できていない生徒②

前回の記事に続き、今回は具体的なアプローチをご紹介します。 ワーキングメモリは、「文章の前半を覚えておきながら後半を読む」「登場人物と出来事を関連づけて理解する」といった、「情報の記憶と処理」を支えています。(因みに、ワ […]

258.読めているのに理解できていない生徒①

生徒の授業中の様子について、「音読はスラスラできているのに、内容を聞くと答えられない」といった事例を学校や学習塾等の先生方からたびたび耳にします。 一見“読めている”ように見えるのに、実は意味を理解できていない生徒は、授 […]

140.助走に「音読」と「計算」を

川島隆太先生の研究をご紹介します。小学生を対象にして、2分間の「音読」や「計算ドリル」の終了後に、提示した単語を2分間で何語記憶できるかをテストしました。 その結果、小学生は次の語数を記憶しました。 ・計算後には平均9. […]

131.勉強の準備体操

健康のために運動をしようと思い立つとします。それが縄跳びであれジョギングであれ、いきなりスピードを上げて跳んだり走ることはしないでしょう。ある程度の準備体操をして、身体への負担を軽減しているはずです。 同様に、子どもが勉 […]

122.学びの体力をつける

『計算をたくさんさせれば「計算のスキル」は向上しますが、計算のための能力(脳機能)が向上するとは限りません。特殊な「体操」ができても、その体操のスキルを伸ばしているだけで、身体運動の能力が向上しているとは限らないのと同じ […]

116.「高速音読」のトレーニング

「音読」にひと工夫加えた「高速音読」をご紹介します。「高速音読」とは、読んで字のごとく「高速で」「音読」をすることです。私たちは文や文章を音読する時に、一文字一文字を目で追いながらもある程度のかたまりで文を捉えて、それら […]

108.「音読(すらすら読み)+α」の課題

子どもたちの学習の基礎力を養ううえで「音読」はとても重要です。文部科学省は「すらすら読めること」が学習の前提である、と紹介しています。 音読をする文章の横に鉛筆でマルを5つ書いて、音読に取り組むごとに赤鉛筆で塗りつぶす、 […]

104.教科書の音読を

新型コロナの感染拡大が続いており、子どもたちを取り巻く環境もまた慌ただしくなってきました。子どもたちがマスクの着用をしなければならないなどの制限付きの生活を余儀なくされて2年を迎えようとしています。 このような状況でこそ […]

100.耳栓をして音読

子どもたちが学習をする際に「音読」が有効であることは様々なところで語られています。 学習は脳内で行われますので、脳を活性化させることが大切です。まず、「音読」により脳の前頭前野が活性化することがわかっています。前頭前野は […]

94.音読(すらすら読めること)は学習の前提

文部科学省のホームページには「音読」について多くの情報が公開されています。文部科学省「音読」のページ「すらすら読み」の箇所を以下にまとめました。 すらすら読めることは「学習の前提」であり、すらすら読めること自体が国語学力 […]

80.AI時代を生きるための『読解力』とは

国立情報学研究所新井紀子氏の教育再生実行会議資料である以下のデータがインターネットで公開されています。 AI時代を生きるための『読解力』とは 新井氏は、ビジネス書大賞2019大賞受賞となった『AI vs 教科書が読めない […]