主体的な学びを促す「ポートフォリオ」

学習や活動の振り返りをすることで、主体的な学びを促すことを目指す手段として「ポートフォリオ」による教育が注目されています。中学生や高校生が個人の活動や経験を記録して活用する取り組みです。

ポートフォリオには、部活動、委員会活動の他、学校外の活動や資格の取得、ボランティアの経験など、テストでは測ることのできない自らの成長を記録します。このような個人の主体的な活動記録であるポートフォリオを大学入試における「評価」として活用することも進められています。

一方、「ポートフォリオ利用実態調査」では7割の高校生が利用していない、というレポートがあります。
旺文社教育情報センターの報告
理由として、定型フォーマットが決まっているなど、学生にとって「管理・記録されられるもの」というイメージがあるため、活用が進んでいないのではないか、との指摘もあります。

せっかくの素晴らしい試み、取り組みですので、私たちは「記録を取る」という習慣づけを、小学生のうちから何かしらの形で残すようなサポートを進めていきたいと考えています。

なお、より専門的な見解として下記リンクもご参照ください。
親が知るべき総合型選抜に効く「ポートフォリオ」の極意