133.「断つ」ことでスタートラインに「立つ」

私たちに与えられた時間は有限です。その中で「取り組みたいこと」や「取り組まなければならないこと」などのやりくりをしています。「取り組んだ方が良いこと(取り組むべきこと)」に優先順位をつけて日々の生活を送っています。

子どもたちに対しても同様に、子どもにさせたいことはたくさんありますが、限られた時間の中で、また情報過多な中でそれを最優先にできないこともあるでしょう。少し冷静に考えてみると「取り組ませる方が良いこと」とは、必ずしも「追加」を意味しないのではないでしょうか。つまり、「新しく何かをさせる」という発想から離れて「削ること」もひとつの選択肢だと考えることもできるのではないでしょうか。

習慣化されたことを「削ること」には決断が伴います。そして簡単に削ることができない場合もあるでしょう。しかし、子どもたちにとって「大切なこと」を再定義して、見直す作業も重要な取り組みだと思います。心・身体・脳の成長期に何が必要かを見直し、習慣をいま一度見直すことも大切なことです。もし、心・身体・脳の成長にとって良くないことが習慣化されているであれば、それを断つことで、再スタートの位置に「立つ」ことができるのではないでしょうか。

「断つ」ことの参考までに、過去の記事をご参照ください。
ゲームと子どもの脳②


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