91.オンライン学習で学びを深める

自宅ではなかなか勉強が続かない…
集中が続かない…
こうした保護者様の悩みは「永遠の課題」のようです。

こうした悩みに対するひとつの解として「オンライン」での学びが広く認知され、その強みを生かして家庭(自宅)学習を加速させ、力をつけている子どもたちが増えてきました。

新型コロナウィルス感染症への対応として教育の現場においても「オンライン」による指導が活発化しており、多くの現場では「オンライン」と「オフライン(リアル)」のそれぞれの強みを生かしたハイブリッド型の指導が行われています。指導者のスキルも向上したといえるでしょう。

様々な事情により学校をお休みしている子どもたちや、都会から離れた地域に住む子どもたちにとっては、インターネットを使って情報が広く、等しく行き渡る環境が整いつつあることは、教育格差拡大への対応という点において喜ばしいことであると思います。確かに、情報の受け手側の端末の問題やネット環境等、課題はいまだに残ってはいますが、しかし情報が行き渡る環境が整いつつあることは大きな飛躍であると思います。

今後はテストや学力調査などはCBT(Computer Based Testing)と呼ばれる「コンピュータを使ったテスト」が進められていくと言われています。このメリットの一例として、より一人ひとりに合った学力の測定などが可能になります。また、テストの結果などは即時反映されますので、テストの振り返りもスムースにできるでしょう。これは「個別に最適化された学び」と表現されています。

CBTはメリットばかりではありませんが、これは時代の流れでもありますので、デメリットについては、より健全な方向で解決されるよう検証と実践が繰り返されていくことと思われます。「オンライン」と「オフライン(リアル)」を上手に活用して、
子どもたち一人ひとりに合った学びを進めていくことで、より学びを深め、これからの時代を生き抜く基盤が形成されることを願っています。

私たちに課された役割は、その「上手に活用する」をいかに具体的に保護者様等や先生方へアドバイスやサポートができるかという点であると認識し、師走を走り抜けてまいります。

#教育コラム91