78.ワーキングメモリの個性に合った「間違い直し」

「1辺が12cmの正方形と面積が等しい長方形をかきます。長方形の縦の長さを8cmにすると、横は何cmにすればよいでしょう。」という算数の問題にお子様(生徒様)が不正解だったとします。

そのお子様(生徒様)に、どのように間違い直しの指導をすると良いでしょうか。

様々なアプローチが考えられますが、まずは、立式を見たり、この問題の周辺にお子様が書いた、または描いた図や絵を探してみると良いでしょう。

そのうえで、以下を順番に見てつまづいているところを見つけることで、このお子様の今後の学びにつながります。

①問題を読んでそもそも意味が分かっているか(「1辺」「正方形」「面積(が等しい)」「長方形」…)
②問題を図に表すことができているか
③正しく立式ができているか
④計算間違いがないか

②であれば、視空間性のワーキングメモリが弱いのかもしれません。
③、④であれば、言語性のワーキングメモリが弱いのかもしれません。

①や②につまづきがあるのに、③だけをやみくもに書きなおしをさせても根本的に「間違い直し」ができたとは言い難いです。
お子様(生徒様)のワーキングメモリの個性に合った「間違い直し」を心がけると良いでしょう。

#教育コラム78