42.ワーキングメモリと暗算

『ワーキングメモリは短期記憶の中でも特殊な機能を持っている。「使うための記憶」ということである。一般的な短期記憶というものは、必ずしも「使う」とは限らない。
(中略)
ワーキングメモリのいい例は、暗算である。暗算はいくつかの文字と「+」「-」「×」「÷」といった演算子を意識的に保持しながら処理して解答を導き出す。この時に働くのがワーキングメモリである。』
(『幸せになる成功知能HQ』澤口俊之著)

世の中は便利なものであふれかえっており、その分、頭(ワーキングメモリ)を使う機会が減ってしまいました。以前は、ある程度の電話番号は記憶して先方へコールしてましたが、いまはその必要がなくなりました。

あえて頭(ワーキングメモリ)を使う時間を確保して意識的にトレーニングをすることで、様々なパフォーマンスを高めることができます。その一環として、暗算を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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