
ワーキングメモリとは
作業記憶や作動記憶と訳される
脳の機能の一つ
必要な情報を選択して一時的に保持(短期記憶)し、自らの経験や知識と組み合わせて次の行動を決定し実行する能力。
「思考」などの高度な認知活動のベースとなっています。
文章の読解にもワーキングメモリが必須です。
弊社の取組み
当社技術顧問である澤口俊之先生監修の「脳力道場」等を使い、自社サービスのみならず他社との協業により、エビデンスに基づく様々な教育サービスの開発やセミナーの開催を行っています。
また、こどもに限らず「認知症予防の観点」からもワーキングメモリは注目を集めており、幅広い世代の方々に長きにわたり当社のサービスをご利用いただいています。
脳力道場とは
概要
産学協同研究から生まれた
脳トレーニング教材
- 脳科学の研究結果に基づき、前頭連合野の能力、特にワーキングメモリの能力を高めるために開発されたトレーニング教材
- 単に脳を活性化することが目的ではなく、どんな能力を伸ばすべきかを考え、その能力を確実に高めることが目的
対象
脳発達の臨界期を迎える前のこどもに最適
- 脳発達臨界期前のこども(5歳程度~10歳前後)
- ワーキングメモリ能力を鍛えたい人
- 認知機能の低下を防ぎたい大人
特長
手軽に

- 毎日10分程度の簡単トレーニング
→ 学力や勉強の好き嫌いに関係なく、数字や文字、絵などを用いたトレーニング
楽しく

- ゲームで競う
→ トレーニング結果に応じて進む「世界一周旅行のゲーム」で楽しみながらトレーニング可能
トレーニング内容
ワーキングメモリのトレーニング
- 妨害排除
自分に不要な情報を排除する脳力 - 情報操作・モニタリング
他の情報を組み合わせたり、制御した結果を評価する脳力 - プランニング
自らの行動を事前に計画する脳力 - 行動選択
計画や条件に従って自らの行動を制御する脳力 - 短期記憶
必要な情報を一時的に記憶する脳力 - 入力選択
多種多様な情報から必要な情報を選択する脳力
ワーキングメモリトレーニング
3つのトレーニング方法

①冊子教材による
家庭学習トレーニング

②「脳力道場」
(Web トレーニング)

③「脳力道場×読解力」
オンラインレッスン
トレーニングによる効果
北海道大学(当時)の澤口研究室と当社との産学共同研究により、福岡県内公立小学校で実施した研究(2008)においてワーキングメモリの能力と学力には正の相関があることが確認されています。
注目すべきポイントは、ワーキングメモリの能力が高い児童は学力が高いという点です。ワーキングメモリの課題における得点の低さは、学習上の困難のリスク要因である、と言われています。
ワーキングメモリ
トレーニング

対象:年長児 〜 小学生
完全個別で講師と一緒に「脳力道場」に取り組み、集中力を高めるオンラインレッスン。

対象:小学生
ワーキングメモリに働きかけるトレーニングにより読解力を高めるオンラインレッスン。 聞き取り、音読・読み取り、ことばの学習を各回30分完全個別指導しています。

対象:小学生
学研エデュケーショナルが運営する「ことばパーク」は、ワーキングメモリに働きかけるトレーニングにより読解力を高めるオンラインレッスン。聞き取り、音読・読み取り、ことばの学習を各回25分で指導します。

対象:幼児 〜 大人
「脳力道場」を年間一定額でご利用いただけます。子どもたちはもちろんのこと、「脳のトレーニングジム」として多数の大人の方々にご利用いただいています。
当社オリジナルのワーキングメモリトレーニング教材『脳力道場』は、2005 年に CD 版で の発売以来、現在は Web 版としてリニューアルをしています。個人のトレーニングとして、 また法人のサービス強化の一環としてご採択いただくなど、幅広い世代の方々にご利用い ただいております。


法人様向け脳力道場
「脳力道場」をご利用になりたい法人様及びワーキングメモリのトレーニングを使った自社サービスの開発を検討されている法人様はお問い合わせください。
関連事業

一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会
(EWMO)
幼児、児童の福祉と教育の向上に貢献することを目的とし、以下の活動を行っています。
- ワーキングメモリの観点から幼児、児童の学びの特性を見つけて伸ばすための支援、アドバイス
- ワーキングメモリと学びに関するセミナー、勉強会、講演会、書籍の出版等
- (簡易版)HUCRoWのアセスメント