家庭学習の習慣化

家庭で学習に取り組むことが習慣化されている生徒の学力が高いであろうことは容易に想像ができます。学習する場所が家庭であれ自習室であれ、「学習に時間をかけている」生徒は学力が高いことが様々な調査結果から明らかになっています。

ベネッセ教育総合研究所「学習について」

私たちは、小学生のうちに家庭学習を習慣化しておくことが大切だと考えています。それは学力が高くなるから、という理由だけではありません。「生活リズムを整える」という大きな括りの中に「家庭学習の習慣化」を位置付けることで、子どもが心理的に安定した生活を送ることができると考えるからです。

小学生は特に脳が発達・成長する時期です。体を動かして、しっかりと食べて、十分な睡眠を取るという「生活リズム」の中に、学びの時間も確保することが大切です。

ベネッセ教育総合研究所「学習について」より

少し古いデータからの引用になりますが、小学生の「平日の家庭学習の時間」で69.5分の生徒は成績上位に位置しており、時間数が短くなるにつれて成績は中位、下位に位置していることがわかります。

家庭学習の時間は、宿題、自身が興味関心があること、学校+αの学習など「やらなければならないこと」と「やりたいこと」を計画的に取り組む練習でもあります。

睡眠時間の確保を最優先に生活リズムを整えてその中で家庭学習の習慣化を図ることは、
子どもの成長においてとても大切なことだと考えます。