子どもの「発達」を軸に考える

子どもが育つ力の原点は「自己肯定感」であることは言うまでもありません。
この土台こそが、健やかな成長に欠かせません。

私たちは子どもの教育に関わる仕事をしているため、
社内外の会議においては、
「学習」「勉強」「テスト」等、主に「認知能力」の領域でのお話が多いのですが、
そもそも、「子どもの発達」の一翼を(微力ながら)担っているという
視点を忘れてはいけないと思っています。


ここでは「子どもの発達」を3つの領域に分けており、
先に述べた「認知能力」の領域とは、「知的・言語的発達」の一部に過ぎません。

「身体的発達」において警鐘が鳴らされている「体幹」の問題は、
学習面において影響があると考えられています。
つまり、背筋が伸びていない姿勢では、酸素が脳に届きにくく、
学習に集中できない可能性が高いと言われています。

このように子どもの「発達」を軸に、子どもに関わる大人が多面的に理解をして、
情報共有をしていくこと、そして「自己肯定感」を高める働きかけが
今後はさらに必要になると私たちは考えています。