
《鍛える#005》効果的な学習法②
リトリーバル復習法とは
前回の記事に記した一般的な傾向を踏まえたうえで、知能の強さと弱さを相互に補いながら学び方を工夫することが求められます。
スタンフォードオンラインハイスクールの星友啓さんの著書には、学びの一工夫として「リトリーバル復習法」が紹介されています。
「リトリーバル復習法」とは、一度インプットしたものを脳の中から取り戻す勉強法です。例えば、「ワード・リトリーバル」という復習法は、一度学習した時に記憶していたキーワードが出てきたら、すぐに読み返さずに、目を閉じて、その定義や説明を思い出します。思い出した後に、それが正しいかをチェックします。思い出せなかった場合は、再度読んだ後にもう一度目を閉じて心の中で説明できるようになってから先に進めるという方法です。

「後リトリーバル」という復習法は、ある程度の分量を読み終わったら、目を閉じてそこに書かれていた内容を自分の心の中で説明します。説明できなければもう一度読み直すという方法です。
新聞などを使った取り組みやすい復習法としては「前リトリーバル」があります。これは、テキストの見出しや小見出しを見つけたら、すぐにその部分を読み進めずに、目を閉じて、その部分に書いてあったことを何でもいいので思い出します。その後に読み進めるというものです。
| 復習法 | 一度インプットした後の作業 |
| ワードリトリーバル | キーワードからその定義や説明を思い出す |
| 後リトリーバル | 内容全体を思い出す |
| 前リトリーバル | 見出しからその部分を思い出す |
今回ご紹介したトレーニングを参考にしていただき、「Use it or lose it」を意識してBrain Wellnessを目指しましょう。



