《習慣化#014》

台所はトレーニングジム

台所はトレーニングジムのような場所です。なぜなら、料理をすること自体が、順序立てて考え、脳のワーキングメモリにはたらきかける良いトレーニングだからです。さらには少しのスキマ時間に運動を取り入れることで「しんどい立ち仕事」を「トレーニング」にマインドチェンジすることができます。

料理のたびに「段取りを決める→立って軽く動く→振り返る」の3ステップを回していきましょう。

①段取り(1分)

まず、冷蔵庫などにある素材の中から料理するものを3枠書き出します。「主菜/副菜/汁物」のように、それぞれの枠に1つずつ決め、「切る→加熱する→盛る」などと段取りを記憶します。

②スキマ時間に軽い運動(合計2分)

加熱などのスキマ時間に、軽い運動をしましょう。
かかと上げ10回を2セット」は取り組みやすいでしょう。ふくらはぎが動くことで血流が上がり、姿勢が整います。

片足で10秒立つ」という運動も良いでしょう。シンクの縁に指先を添えて安全第一で取り組み、体幹を鍛えましょう。時間があれば左右交互に立ちましょう。

③片付けは「仕上げの一手」(1分)

盛り付け後は、まな板・包丁・コンロ周りの片付けを1分間で行います。この小さな達成感が次回の料理を前向きな気持ちで迎えることにつながります。

まとめ

何事も長く続けるためには、簡単にできることを中心に組み立てることが重要です。食事は毎日のことですので、できるだけシンプルにして、継続的に取り組みましょう。

脳への負荷をよりかける例として「二重課題」が挙げられます。どなたかが近くにいる場合は、料理をしながら「料理名しりとり」をするなどの遊びを取り入れると良いでしょう。

このように、台所は、体を使いながら思考を整える「ジム」です。短い段取り、スキマ時間の軽い運動、そして小さな振り返り。これだけで、料理のスピードも気分も安定することでしょう。まずは今日の一食から、3ステップを気持ちよく試してみませんか。