
《習慣化#029》
ながら脳トレ30⑨
立ちながらオンライン会議に参加する
歩きながらだけではなく、立ったまま何かをすることも、脳の前頭連合野に刺激を与えることがわかっています。
2015年にテキサスA&M大学が行った研究によると、高校生にスタンディングデスクを使ってもらい、全員に認知テストを行ったうえで、脳の働きを画像化してみると、スタンディングデスクを使うことは、前頭連合野の実行機能の働きやワーキングメモリの著しい改善と関連していると結論づけられています。
立ったまま学習したり、会話したりすることは、血流を良くして脳を活性化するという点で、運動とも似たような効果があるとも考えられているのです。 最近、座りっぱなしで体に負担がかかるのを防ぐために、スタンディングデスクを取り入れるオフィスも増えていますが、体の負担を減らすだけではなくワーキングメモリを働かせる上でも効果的だというわけです。
まずは30分から1時間くらいのオンライン会議に立ちながら参加してみる。座ったままで行うよりも、頭が冴えて会話がスムーズになった、アイデアが出せたといった変化に気づくことができると思います。

またオフィスにスタンディングデスクがない場合も、仕事の合間に座ったまま周りの人と話すのではなく、トイレや廊下などに立ち、そこで5分程度雑談をするだけでも、ワーキングメモリの働きを改善する効果が見込めます。座りすぎを警告してくれるスマートウォッチを使用して、1時間に1回は立って何かの作業をする、と決めてしまうのも良いですね。運動不足を感じているものの、なかなか運動する機会がない…と悩んでいる人は、まずは立ちながら仕事をしてみるところから始めてみてください。
立ちながらオンライン会議に参加する
立ったまま学習したり会話したりすることは、前頭連合野を刺激し、ワーキングメモリや実行機能の向上につながると考えられています。長時間座り続けるのではなく、会議や作業の一部を「立つ時間」に変えるだけでも、集中力や発想力の変化を実感できるでしょう。まずは無理のない範囲で、立ちながら仕事をする習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。



