「算数センスを伸ばす本(AERA with Kids)」で、脳科学者の加藤俊徳先生が以下のように述べておられます。

「注意深く聞いて、聞く力が高い子は学校の成績も伸びます。これも赤ちゃんを例にすると、たとえばお母さんが話しかけてあげることで、赤ちゃんは言葉を覚えますよね。言語能力が伸びるのは、耳から入った情報を処理するからなんです。つまり、聞くことによって学習し、脳が発達するわけです。」

インフィニットマインドが開講している「語彙力読解力養成講座」、学研教室が開講している「ことばパーク」では、子どもたちに聞き取りトレーニングを通して聞く力を伸ばしています。ここでの「聞く力」は、日本語での「聞き取り問題」です。英語の聞き取りとは異なります。

聞き取り問題に取り組むとき、子どもたちの脳は「聞きとった情報を一時的に保持して、その情報を処理する」という「ワーキングメモリ」に働きかけるアプローチで学んでいます。「ワーキングメモリと聞き取り」の力を伸ばして、学習の基礎能力を高めましょう。