ワーキングメモリの容量①

ワーキングメモリは情報を記憶し、処理する能力です。『脳のメモ帳』とも呼ばれます。
私たちは覚えておかなければならない情報を頭の中で走り書きしています。情報を覚えておくことに加え、情報を処理する際にもワーキングメモリを利用しています。
ワーキングメモリは、子どもたちの学校での様々な活動においても重要な役割を果たしています。
(黒板を書き写したり、文章を理解したり、暗算をしたり、文章題を解くことも含まれます)

ワーキングメモリは15歳まで増大し続けますが、人によってはその増大が他の人よりも早かったり、遅かったりします。

ある7歳児のクラスで、ある子どものワーキングメモリが平均よりも大きければどうでしょうか。7歳児クラスに10歳児がいると想像してみてください。その子どもは、教師の話にすぐに飽きてしまいますし、誰よりも早く課題を終わらせることができるでしょう。何もすることがないのでイライラするかもしれません。

あなたのクラスの10%の子どもがこのグループに当てはまります。

 

『ワーキングメモリと発達障害』(T.Pアロウェイ著 湯澤美紀/湯澤正通 訳)より抜粋