ワーキングメモリを「記憶」と関連付けて書かれている記事をよく目にしますが、「ワーキングメモリ=記憶」ということではありません。

ワーキングメモリは、思考と行動の制御に関わる実行機能のひとつで、実行機能には「抑制」「更新」「シフト」の3つの要素があります。
このうちの「更新」(古くなった情報を課題とより関連する新しい情報に置き換える)がワーキングメモリの働きでもあります。